本邦研修を実施しました

2015年12月11日

2015年11月16日から12月11日の4週間、本邦研修「障がいのある子どものための授業づくり」を実施しました。モンゴル教育文化科学省、教育研究所、特別学校、人口問題社会保障省、障害児のための保健・教育・社会保障中央委員会及びバヤンゴル区の支部委員会から10名が参加しました。

研修では、講義を通じてや障害の早期発見・発達支援、障害のある子どもたちのための教育について学びました。視察では、国立特別支援教育総合研究所、筑波大学及び附属特別支援学校や文京区立小学校、横須賀市や那須塩原市の関係機関を訪問しました。

研修員達からは、「『特別支援教育』、『インクルーシブ教育』、『障害の早期発見・発達支援』、『診断』、『障害とは何か』について研修参加者が統一した理解を得ることができた」や「障害のある子どもたちに対する指導について、具体的な手立てを多く学ぶことができた。帰国後、教員の指導力能力向上に努めていきたい」、「障害当事者だけではなくその家族への支援も重要だということが分かった」等の感想が聞かれました。

研修を通して、それぞれ今後、モンゴルでどのようなことに取り組んでいけばよいのか、具体的なアイディアを得られたようです。

研修にご協力いただいた皆様はもちろん、研修員が日本で出会った皆様のお支えがあり、非常に充実した研修となりました。心より感謝申し上げます。

プロジェクトチームとしても、この日本での学びをモンゴルにて活用できるよう、帰国研修員へのサポートを続けます。

なお、筑波大学附属大塚特別支援学校での研修の様子が同校のホームページに掲載されましたのでご紹介いたします。

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