第一回ウィークリー・ミーティングを開催しました。

2016年9月9日

9月6日(火)、医療・社会保険庁内研修室において、第一回ウィークリー・ミーティングを開催しました。労働・社会保障省、医療・社会保険庁、ウランバートル市内の各社会保険事務所、JICAプロジェクトメンバーといった関係者が参加しました。

本ウィークリー・ミーティングの目的は、日本の社会保障制度やその制度を運用する実務について、日モンゴルの専門家同士が意見交換を行うことを通じて、お互いに自国の制度や実務の改善につなげることです。

第一回のミーティングでは、ゲレルマー医療・社会保険庁サービス開発課長の挨拶の後、チーフアドバイザーより社会保険能力強化プロジェクトの概要について説明を行うとともに、村民が自らお金を出し合って村の医療と健康づくりに取り組んだ60年前の日本の国民健康保険の成り立ちについてのビデオや、今後のプロジェクトの活動予定などについても紹介をしました。

バトジャルガル労働・社会保障省シニアオフィサーからは、「省や庁、区や県の社会保険事務所の各関係者全員が、お互いの活動を情報共有するとともに、JICAプロジェクトメンバーとともに一緒に協力し、成果を上げることが重要だ」「JICAプロジェクトメンバーが提供することを待つのではなく、自分たちも何が必要か積極的にJICAに伝えていき、一緒に高め合っていくことも大変重要」というコメントがありました。また、参加者からは今後開催予定である、日本からの短期専門家によるモンゴルでの研修に積極的に参加したいという感想が寄せられ、非常に充実したミーティングとなりました。

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ミーティングにおいて、プロジェクト概要を説明している様子。

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バトジャルガル労働・社会保障省シニアオフィサーからの挨拶

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ゲレルマー医療・社会保険庁サービス開発課長からの挨拶