高梨専門家がバヤンゴル区社会保険事務所を訪問しました。

2018年2月7日

モンゴルの各社会保険事務所の業務改善・効率化に、カウンターパートと一緒に取り組んでいる高梨専門家は、首都ウランバートル市内のバヤンゴル区社会保険事務所を訪問し、この2月から、お昼の休憩時間にも社会保険事務所を閉めずに営業し始めたことについて話を伺いました。今までは、各社会保険事務所は毎日1時間、昼休みとして事務所を閉めていました。

この取組みは、昨年5月の日本での研修に参加した同事務所のUugan-Erdene所長の提案がきっかけとなり、全国の社会保険事務所で行われることとなったとのことです。

同所長は、「事務所の職員だけのことを考えれば、昼休みは閉めて休んだほうがいいが、お客様のことを考えると開庁したほうが良い。特に、お客様を外に待たせない取組みを、厳しい寒さの冬の時期に始めることはよいことだ。」と語っていました。

また、事務所を訪れた方々からも「今日初めてバヤンゴル社会保険事務所に来たが、昼休み時間にも開いていることはよいことだ。」といった声が聞かれました。

まだこの取組みが始まって日が浅く、対応する社会保険事務所の職員の皆さんにも戸惑いの声が聞かれますが、ぜひ、この取組みを続け、社会保険事務所を率いる社会保険庁がモンゴルで一番のお客様サービスを提供することができる組織となるよう引き続きサポートしていきたいと思います。

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Uugan-Erdene所長に話を伺う高梨専門家。

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事務所内の様子を視察する高梨専門家。

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社会保険事務所の職員の方と意見交換。

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事務所を訪れた方に話を聞いている様子。