第1回合同調整委員会(JCC:Joint Coordination Committee)を開催しました

2016年11月11日

2016年11月11日に第1回合同調整委員会(JCC)を開催しました。JCCは、モンゴル側代表者とJICA側でプロジェクトの進捗状況を共有し、今後のプロジェクトの進め方を協議・調整することを目的として、半年に1回開かれる会議です。ウランバートル市における障害者の社会参加促進プロジェクト(DPUB)にとって初めての開催となった第1回JCCには、モンゴル側からはC/P機関である労働社会保障省を始め、道路・運輸開発省、建設・都市計画省、ウランバートル市役所、等の行政機関と障害者団体の代表者(身体、視覚、聴覚、知的障害の団体等)が参加しました。また日本側からはJICA本部人間開発部熊谷次長、JICAモンゴル事務所佐藤所長に出席頂きました。委員会では、冒頭に労働社会保障省人口開発局のトンガルタミル局長から開会の挨拶とプロジェクトの概要説明があり、JCC初回メンバーが紹介されました。その後、障害者開発課のバトラム課長から、プロジェクトのこれまでの活動成果について説明があり、千葉専門家と磯部専門家が今後の活動予定やプロジェクト計画概要表(PDM:Project Design Matrix)の変更、ワーキンググループ構成案の説明を行いました。議事の結果、プロジェクト側から提案したJCCメンバー、PDMの変更、活動予定、ワーキンググループ構成案のいずれも承認されました。今月7月に行ったキックオフ会議と同様、今回のJCCにおいても、障害者の社会参加を一歩でも進めたいと考えるモンゴル政府と障害者団体の熱意、そして本プロジェクトへの期待の高さを改めて感じました。多様な政府機関と障害者団体が協力し合っていくための体制作りに向けて、今後も努力していきます。

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第1回JCCの様子(議事承認の様子。左奥が議長のトンガルタミル局長)

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人間開発部熊谷次長による閉会の挨拶