プロジェクト概要

プロジェクト名

ウランバートル市における障害者の社会参加促進プロジェクト

対象国名

モンゴル

署名日(実施合意)

2016年1月25日

プロジェクトサイト

ウランバートル市(全人口の約半分が集中しており、障害者の社会参加へのインパクトも大きい)

協力期間

2016年6月1日から2020年5月31日(4年間)

相手国機関名

労働社会保障省

背景

モンゴル政府は、2009年に障害者権利条約を批准し、2012年より人口開発・社会保障省(当時)の下に障害者開発課を設置している。2013年には障害者社会保障法や社会福祉法を改正し、また2016年2月5日には障害者権利法を制定するなど、障害者の社会参加の促進に積極的に取組んでいる。さらに障害者団体と協力し啓発活動を実施することで、障害者の人権や社会参加に関する理解が醸成されつつある。
一方で、障害者は依然として貧困に陥りがちであり、障害者の特性やニーズに対応した職場環境が整備されていないので就労は進んでいない。公共交通機関や建物のバリアフリー、コンピュータ機器などの情報アクセシビリティ、福祉機器や支援技術等、様々なものが不足している。さらに障害者団体や支援団体の育成も不十分なので、障害者の社会参加を実現するための土台が構築されていない。
そこでモンゴル政府は、ウランバートル市において障害者の社会参加を促進するプロジェクトの実施を日本政府に要請し、本プロジェクトが開始されることとなった。

目標

上位目標

ウランバートル市において障害者の社会参加が促進される

プロジェクト目標

ウランバートル市において障害者の社会参加を促進する体制が強化される。

成果

成果1:ウランバートル市における障害者に関する情報が労働社会保障省において整備される。
成果2:ウランバートル市において障害者の社会参加を促進する団体の能力が強化される
成果3:ウランバートル市において物理面および情報面のアクセシビリティを改善するための資源が形成される。
成果4:障害者の社会参加を促進するために、労働社会保障省の能力が強化される

活動

  • 障害者の課題・ニーズ等の基礎調査と障害統計の整理
  • 障害者団体/支援団体の課題の抽出と分析、障害者団体とリーダーの育成
  • 物理・情報アクセスビリティの向上。
  • 障害平等研修の実施とファシリテーターの育成
  • 障害平等研修やアクセス監査の実施。障害者団体/支援団体が参加する障害政策委員会の設立と実施

投入

日本側投入

1.長期専門家
チーフアドバイザー/障害主流化
障害者エンパワメント
調査分析/業務調整

2.短期専門家:DET、アクセシビリティ、障害者の自立生活等の分野
3.短期研修:本邦研修もしくは第三国研修
4.プロジェクト実施に係る費用

相手国側投入

1.労働社会保障省のカウンターパート職員の配置
2.プロジェクト事務所のスペースの提供
3.活動に参加する職員の人件費、モンゴル国内の移動にかかる経費等

カウンターパート機関

労働社会保障省 障害者開発課

協力・連携機関

障害者団体、障害者支援団体、ウランバートル市、関係省庁など