ウランバートル市・区地震防災計画作成ワークショップを開催しました

2018年8月29日

8月28、29両日ウランバートル市バヤンゴル区・チンゲルテイ区合同地震防災計画作成ワークショップを開催しました。出席者は各区地震防災計画を作成する非常事態課及び防災業務担当職員8名ずつ合計16名でした。2013年に技術協力プロジェクト「ウランバートル市地震防災能力向上プロジェクト」で算出した地震被害想定と、本プロジェクトで作成した総合地震リスク評価ガイドライン(GL)(案)に基づいて、防災計画を検討するための想定される地震災害シナリオを作りました。さらに防災計画作成GL(案)の内容に基づいて、災害シナリオに対する対策の検討を行いました。その後各区の防災担当者が熱心に討議し、それぞれ災害シナリオと簡易な防災計画、各区の重点項目をまとめ、発表しました。本プロジェクトでは引き続き計画策定を支援していきます。また、ワークショップを振り返り、GL(案)の改善を進めます。

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バヤンゴル区の地震リスク評価に基づいて、災害シナリオを策定。区の非常事態課と災害業務関係者の熱心な討議が続いた。

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チンゲルテイ区の災害シナリオと対策の発表。地震によって被害が想定される地域と規模を算定し、結果を地図に表示。