ウランバートル市・区地震防災計画作成ワークショップ(第4回)を開催

2019年1月31日

2019年1月31日、ウランバートル市バヤンゴル区・チンゲルテイ区合同地震防災計画作成ワークショップ(第4回)が、本プロジェクトの緊急対応グループ「地震防災計画作成作業部会」メンバーである両区の非常事態課及び防災業務担当職員各8名ずつ合計16名参加のもと開催されました。

2013年に実施した「JICAウランバートル市地震防災能力向上プロジェクト」で算出した地震被害想定と、本プロジェクトで作成した「総合地震リスク評価ガイドライン(案)」に基づいて減災目標を設定し、目標達成するための施策を検討しました。各区で<建築施設・都市開発、インフラ、ライフライン>、<保健、環境>、<防災対策、教育・コミュニティ>、<情報通信、統計>の4つのグループに分かれて、それぞれの分野について、減災目標と施策について討議し、各区の重点項目についてまとめ、発表しました。

今回ワークショップの結果をまとめ、区地震防災計画「減災対策」編に反映させる予定です。なお区地震防災計画は、防災の国際枠組である仙台防災枠組2015-2030に定められたグローバルターゲット(e)に貢献するものです。

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バヤンゴル区が作成した減災計画の発表

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チンゲルテイ区の発表を聞くバヤンゴル区のメンバー