耐震診断・補強に関するガイドラインの承認·頒布とTOTの実施

2019年5月17日

建物の耐震診断・補強、ならびにインフラ構造物の耐震診断に関するガイドラインが関係省庁により承認され、一般に頒布されるようになりました。また、関係省庁や民間に向けた講習会も実施され、今後はモンゴル国内で同ガイドラインを用いた診断や補強が行われることが期待されます。

ワーキンググループではこれらガイドラインによる継続的な技術移転・拡散を目的とした講習会に引き続き、人材育成を図るためのTOT(Training of Trainers)を2019年5月から10月までの予定で実施しています。今回は5月6日から17日にかけて、十分かつ確実な技術移転を行うため、対象省庁部署別に少人数で実施しました。TOTの効果については、担当者による模擬講習会等を通じて確認していきます。

今後も各組織で求められる技術レベルや研修員の能力に応じたきめ細かい技術移転を行います。
また、モンゴル設計技術者協会からは、同協会で実施する研修プログラムにおける講師の育成協力を受けており、民間レベルでの技術移転・拡散の一手段として効果的であることから、プロジェクトでも積極的に支援を行っていきます。

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TOTの様子(NEMA)

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TOTの様子(GASI、建物)

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TOTの様子(GASI、インフラ)

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TOTの様子(MCUD、CDC)

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TOTの様子(UBMPA)

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作成されたガイドライン