第一回合同調整委員会(JCC)開催「日本の病院管理システムの英知が今モンゴルに!」

2017年6月15日

2017年5月10日、ようやく春めいたモンゴルの地で「日本モンゴル教育病院運営管理及び医療サービス提供の体制確立プロジェクト」に関する第一回合同調整委員会(JCC)がモンゴル国立医科大学(MNUMS)にて開催されました。

会議の冒頭、MNUMS学長より、モンゴル初の教育病院の設立を受け、日本の協力に対する感謝の言葉が有りました。また、モンゴルの医学教育の現場、更には国民の健康の改善に貢献する本プロジェクトの重要性が述べられました。

専門家チームからは、まずプロジェクトの概要、実施方針及び活動計画に対する説明を行いました。そして、専門家チームの構成員である徳島大学及び愛媛大学の専門家が、本プロジェクト実施に際して両大学により協力可能な技術内容を紹介しました。

最後に、モンゴル側を代表して、教育・文化・科学・スポーツ省代表より、本プロジェクトの実施によって、モンゴル初の教育病院において、日本式の病院管理ステムが構築され、医学教育の改善及び高度医療サービスの提供が実現化するという確信を得たという趣旨の発言を得ることができました。そして、本プロジェクトを成功に導くため、日本側及びモンゴル側が協力して全力で取り組んでいくことの合意がなされ、会議が閉会しました。

本プロジェクトでは、モンゴルの医学教育及び医療サービスの向上のために、この先5年間、弛まぬ支援を図っていきたいと思います。

【画像】第一回合同調整委員会参加者