第6回合同調整委員会(JCC)

2022年9月16日

2022年9月14日、本プロジェクトでは最後となる合同調整委員会(JCC)会議を開催しました。

今回のJCCは、モンゴル側・日本側それぞれからプロジェクトの活動実績について報告し、意見交換を通してプロジェクトの成果及び完了を双方で確認することを目的に開催されました。

JICA人間開発部からの開会挨拶に始まり、モンゴル国立医科大学附属日本モンゴル病院(日モ病院)院長から、これまでの日モ病院の歩みと医療サービス提供実績が報告されました。プロジェクト側からは、各活動の成果、プロジェクト目標の達成状況と一部残された課題、上位目標達成に向けて取り組むべき事項について報告しました。そして、これらの報告に対し、モンゴル国立医科大学学長、教育省事務次官、保健省事務次官、JICAモンゴル事務所長らから様々なコメント、意見が挙がり、プロジェクト終了に向けた協議が活発に行われました。また、同学長からは、本プロジェクトチームに感謝の意が述べられ、プロジェクトが成功裏に終わったこと、そして日モ病院が世界水準の大学病院として、より一層、診療、教育、研究の発展に尽力していくことが力強く述べられました。

5年9カ月間の長期にわたる本プロジェクトは、新型コロナウイルス感染拡大など厳しい状況下におかれながらも、遠隔での技術移転のために様々な工夫を行ったことで、ほぼすべての成果を達成できたこと、また、今後も日モ病院のさらなる発展に向けて引き続き支援、協力していくことを双方で確認しました。

残りわずかとなったプロジェクト期間においても、これまでに築き上げた両国の連携体制のもと、チーム一丸となって日モ病院の大学病院としての役割の強化に取り組みます。

【画像】参加者集合写真

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モンゴル国立医科大学学長からの発表の様子

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苛原専門家によるプロジェクト業務完了報告の様子

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赤池専門家による結言の様子

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檜垣専門家からのコメントの様子