11月27日から11月30日の間、検査官向けの国際課税特別研修の開催。

2018年12月27日

11月27日から11月30日まで、ウランバートルの首都税務局会議室にて、国際課税特別研修が実施されました。この研修には選抜されたモンゴル国税庁の職員40名が参加し、日本の国税庁出身のプロジェクト専門家2名が講師・ファシリテーターとして講義しました。研修はケース・スタディ形式で行われ、参加者が国税庁チーム、納税者チーム、裁判所チームという3つのグループに分かれました。そして現在至ってモンゴルで実際に起こった8つの国際課税事例に対し、各グループが交互にそれぞれの立場からの見解、判断を発表しました。発表の後、その内容を基に全員で自由討議を行い、最後に専門家が討議内容に対するコメントを述べました。
本プロジェクトでは、モンゴル国税庁職員に対してこのような実践的なケース・スタディ型研修をこれからも適宜実施し、国際課税分野における実務能力の高い人材の育成に貢献していきます。

【画像】研修参加者、講師全員の記念撮影