3月18日から3月22日まで、国際課税特別&フォローアップ研修が実施されました

2019年4月3日

3月18日から3月22日まで、日本の国税庁出身のプロジェクト専門家3名が講師、ファシリテーターとなり、モンゴル国税庁の国際課税担当職員を対象とした、国際課税特別&フォローアップ研修が実施されました。

研修の前半(「特別研修」:18・19日)は、専門家により、日本で実際に起こった移転価格課税事案を題材とするケーススタディが行われました。参加者を複数のグループに分け、各グループ内で事案を討議し、各ケースに設定された問題に対して回答を発表する形式で進められました。

研修の後半(「フォローアップ研修」:20~22日)は、本年2月に日本で実施された国際課税研修(「本邦研修」)に参加できなかった職員を対象として実施されました。今回のフォローアップ研修の特徴は、本邦研修に参加した職員を講師として、当該研修内容についての講義が行われたことです(20・21日)。最終日(22日)には、再び専門家により日本研修のテーマに関連するフォローアップ講義とまとめの討議が行われました。

本邦研修を受講した職員を講師としてフォローアップ研修の講義を行うことで、講師を務めた職員の本邦研修で得た知識への理解がより一層深まるとともに、国際課税担当職員間の自律的な教育習慣を根付かせていくことで、より高いレベルの実務能力を有する人材の育成が進むことが期待されます。

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特別研修の様子(写真提供:(一社)金融財政事情研究会)

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団体賞を受賞したグループ(写真提供:(一社)金融財政事情研究会)

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2月の本邦研修にて、修了証を持っての記念撮影(写真提供:(一社)金融財政事情研究会)

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フォローアップ研修の様子(写真提供:(一社)金融財政事情研究会)

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本邦研修参加者が講師を務めた講義の様子(写真提供:(一社)金融財政事情研究会)

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本邦研修のテーマに関連するフォローアップ講義の様子(写真提供:(一社)金融財政事情研究会)