「初等教員養成校における新カリキュラム普及プロジェクト」が始まりました

2016年4月30日

2016年4月5日、日本人専門家チームがモザンビーク入りし、初等教員養成校における新カリキュラム普及プロジェクトが開始されました。このプロジェクトは、教員養成校学生向けの算数・理科教育関連の教材を開発し、実際にその教材が全国の教員養成校で公式に活用されることを目標に、2016年4月〜2020年3月までの約4年にわたり実施される予定です。

JICAモザンビーク事務所やモザンビーク教育省など関係諸機関のご支援のお陰で、プロジェクトは概ね順調にスタートを切ることができました。4月13日、第1回合同調整委員会(JCC)が開催され、今後の作業スケジュールや作業の進め方が合意されました。また、プロジェクト開始1週間後には、算数教材開発にあたるモザンビーク側専任職員4名及び理科教材開発にあたる専任職員1名が配置されました。現在、算数チームは、6月に鳴門教育大学で実施予定の国別研修「教員養成校における現職教員教授法改善」の事前課題に取り組んでいます。

これから本ウェブサイトを通じて、プロジェクトの進捗状況などをご報告します。どうぞご期待ください。

【画像】

マプト近郊小学校(教室不足で木の下の授業)

【画像】

算数チーム専属カウンターパート