理科チームが教材作成を開始しました。

2016年12月31日

2016年11月28日、プロジェクト開始から約8ヶ月を経て、理科の教材作成チームのモザンビーク側のメンバーが揃いました。算数チームと同じく、兼任のコーディネーターが1名、専任メンバーが3名です。

理科チームメンバー着任に合わせて3名の理科教育の日本人専門家が現地入りし、初等教育カリキュラムの系統性やサンプル教材作成などに関するワークショップを行いました。同ワークショップではサンプルとして「理科」の「水」単元の第1稿を作成しましたが、日本人専門家が水の循環を説明した文章の後にそれを証明するための簡易実験の図を挿入すると、モザンビーク側メンバーは「なるほど」といった表情を浮かべていました。チーム全体として作成する教材についてのイメージが共有されてきたようです。

これからいよいよ本格的に「理科」教科書の作成が始まります。算数の教科書作成とはまた違う困難があると思いますが、チームで協議しながら乗り越えていきたいと思います。どんな教科書ができあがっていくのか、今からとても楽しみです。

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着任した理科チーム

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理科チームの活動の様子