2016年7月22日
本プロジェクトのワーキンググループ2のメンバー10人が、5月から6月にかけての12日間、本邦研修「ミャンマー地域観光開発のための観光インフラ」に参加しました。研修は、様々な文化財の視察や、様々なセクターの専門家による講義を通じて観光インフラに関する見聞を広めることを目的としました。
研修生は、文化遺産7か所を含む、東京、奈良、京都、金沢、白川郷、五箇山を訪問しました。これらの視察を通じて、各観光地における観光管理の方法、そして観光インフラがどのように観光地の環境をサポートしているのかを学びました。さらに、文化財保全、観光開発、景観保全、交通計画といった様々なセクターの著名な専門家たちによる講義を通じて、文化遺産の観光インフラに関する様々な側面を学びました。研修生は、本研修に参加する以前は観光インフラに対する明確なアイデアやイメージを持っていませんでしたが、今回の研修を受けたことによって観光インフラや将来のバガンの観光開発計画について具体的なアイデアを得ることができました。