本邦研修「ミャンマー地域観光開発のための観光インフラ」を実施しました

2016年7月22日

本プロジェクトのワーキンググループ2のメンバー10人が、5月から6月にかけての12日間、本邦研修「ミャンマー地域観光開発のための観光インフラ」に参加しました。研修は、様々な文化財の視察や、様々なセクターの専門家による講義を通じて観光インフラに関する見聞を広めることを目的としました。
研修生は、文化遺産7か所を含む、東京、奈良、京都、金沢、白川郷、五箇山を訪問しました。これらの視察を通じて、各観光地における観光管理の方法、そして観光インフラがどのように観光地の環境をサポートしているのかを学びました。さらに、文化財保全、観光開発、景観保全、交通計画といった様々なセクターの著名な専門家たちによる講義を通じて、文化遺産の観光インフラに関する様々な側面を学びました。研修生は、本研修に参加する以前は観光インフラに対する明確なアイデアやイメージを持っていませんでしたが、今回の研修を受けたことによって観光インフラや将来のバガンの観光開発計画について具体的なアイデアを得ることができました。

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講義「観光における交通計画」
日本工営、東京にて(2016年5月30日)

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コミュニティー自転車視察
千代田区役所、東京(2016年5月30日)

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講義「世界遺産の保全—ルンビニの事例」
東京大学、東京(2016年5月31日)

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講義「世界遺産と遺跡保全」
東京文化財研究所、東京(2016年5月31日)

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講義「1990年代のバガンマスタープラン」
横浜市立大学、神奈川(2016年6月1日)

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東大寺視察
奈良(2016年6月3日)

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金閣寺視察
京都(2016年6月4日)

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同志社大学学生との意見交換会
“How garbage is disposed in Kamikatsu and in Kyoto”(2016年6月4日)

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講義「文化財と景観の保全」
龍谷大学、京都
平等院視察(2016年6月5日)

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講義「金沢市における交通計画と景観保全」
金沢市庁舎、石川県(2016年6月6日)

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講義“Potential challenges for the idea of harmony of a communal society and nature, learnt from Egypt and Angkor”
早稲田大学、東京(2016年6月8日)

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研修の評価会議
JICA東京センター、東京(2016年6月8日)

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本研修の様子が毎日新聞に掲載されました(2016年6月10日)