バガンの伝統的な木彫技術を用いた「方向指示版」を製作・設置しました

2016年7月22日

ワーキング・グループ2が実施しているパイロットプロジェクトのひとつである「方向指示版」の設置活動について、2016年7月6日(水)、バガンThisa Wadi Temple付近にて、日中35度を超える炎天下、「方向指示版」の第1号を設置しました。
バガンの伝統的な木彫技術を用いながら、遺跡景観に調和したサインを製作する、との方針のもと、「方向指示版」設置の実現に至るまでには、文化省、建築家協会、ワーキング・グループ、JICAチーム間での協議が数多く重ねられました。製作はニューバガンの木工房にて行っています。
今後、パイロットプロジェクトにおいて、バガンの遺跡保全地区内に50カ所を超える「方向指示版」を設置する予定です。

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「方向指示版」製作風景
(木彫りした指示版への塗装)

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「方向指示版」製作風景
(支柱の製作)

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「方向指示版」設置作業風景
(支柱の仕上げ調整)

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「方向指示版」設置作業風景
(文字塗装の最終調整)

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「方向指示版」と対象パゴダ(仏塔)