ミャンマー政府は、養殖業の拡大を通した水産物の安定的生産を重要政策として掲げ、「地方の開発」、「貧困住民の栄養改善及び所得向上」の有効な手段として養殖振興を重点課題として位置付けてきた。2011年には、2015年までに貧困率を半減させることを目指し、「農村開発・貧困緩和アクションプラン(Rural Development and Poverty Alleviation Action Plan)」(2011〜2015年)を策定し、貧困削減に取り組んでいる。この一環として、畜水産地方開発省は、地方経済活性化及び収入源多角化を目的に、農業・畜産・水産分野を集約した複合農業を推進している。その中で、養…