2016年6月のニュース2:Baseline Survey報告書

2016年6月30日

JCCの開催に合わせベースライン調査の報告書(Report of Baseline Surveys for YAU-JICA Technical Cooperation Project)が完成しました。報告書は本文69ページ、Appendix135ページ、総ページ数207ページからなり、第1章(Executive Summary)および第2章(Introduction)の導入に続いて、第3章(Background of Baseline Surveys)では、YAU創立以来の歴史と学科・カリキュラム編成などの経緯およびBaseline Surveyを実施するに至った背景が述べられ、第4章(Current Situation of University Administration, Education and Research)では教育研究に係るYAUの組織体制、教育・研究の現状と課題が取り上げられています。そして、Baseline Surveyとして行った学内質問票調査の結果と分析ならびにその調査を通じて明らかになった課題や問題を紹介する第5章(Questionnaire Surveys: Issues and Problems YAU Faces)が続き、結論ならびに提言を述べる第6章(Need for Establishing Management System for Education and Research)が続く構成になっています。
Appendix 1からAppendix 11までの付録資料は、第3章から第5章の記述に係る関連資料や質問票調査の質問項目と調査結果を提示したもので、本文中に挿入された多数の統計データとともに、YAUの現状を知る貴重なデータ集です。
YAU教員自身が企画・実施した報告書作成は大学初の試みであり、evidence-basedなYAUの現状把握が試みられたことによって、カウンターパートのプロジェクトオーナーシップが飛躍的に高まりました。