2016年9月のニュース1:Dr. Guy Trebuilによる「Rural Society and Poverty Reduction」分野の研修

2016年9月30日

2016年9月7日から16日まで、仏国CIRAD(International Center for Agricultural Research for Development) の上席研究員Dr. Guy Trebuilを招へいし、農業経済学における「農村社会と貧困削減」分野に関する研修を実施しました。
期間中は、以下の3つを目的として精力的な集中講義と実習が行われました。
(1)YAU教員・大学院生に、農業生態系分析、農家経済調査、農家類型分析、農業開発の参加型手法を紹介して、ミャンマー農村部社会調査のための学際的・統合的アプローチを教授する
(2)近隣東南アジア諸国の農業生態系調査事例を紹介して比較の視点を提供する
(3)Pilot Research研究グループに調査実施に関する助言・指導を行う

農業経済学科、農学科、園芸学科、土壌水科学科、畜産(動物)学科から受講生16名が参加し、農村開発に関する基礎理論と学史を学ぶとともに、農業開発研究に必要な資源賦存調査ツールの実習など、最新の農村開発研究の紹介と実践的な分析ツールの使用法について受講しました。

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また、9月12日には、YAU JICA-TCP Special Lecture Seriesの第8回講演として、「Modeling with Stakeholders for Integrated Natural Resource Management in Southeast Asia」のタイトルで公開講演が開催され、大学院生や教員など述べ約60名が聴講し、貴重な学びの機会となりました。

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