2017年5月のニュース1:パイロットリサーチ計画の年次報告会を開催しました

2017年5月31日

昨年6月の第一回JCCで了承されたパイロットリサーチ研究で実施されている各研究グループの2016年度の進捗状況報告会「Annual Report Seminar」を5月11日にYAUで開催しました。YAUの教員、学生だけでなく、農業研究局(DAR)、農業局(DOA)や農畜灌漑省(MOALI)の日本人アドバイザーが出席しました(出席者数:64名)。パイロット研究の3つのグループ(RA、RB、RC)から合計7グループが計画に沿って順調に研究が進んでいることを報告したあと、活発な質疑応答が行われました。

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Annual Progress Report Seminar(YAU Auditorium, 5月11日)

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Annual Report Seminar(TCP Office Meeting Room, 5月12日)

続いて、翌日、上記の7グループを含む各研究チームの2016年度の活動と2017年度の研究計画を検討する会合を「Annual Progress Report Seminar」として開催しました。この会合では、研究TFメンバー(10名)による各研究グループの進捗状況評価も行われ、発表を行った19グループのうち、16グループは当初の実験計画に沿ってほぼ研究が進捗していると評価されました。2グループ(RB-01-1-2, RB-01-2)については、グループ内で今後の対応について検討する必要ありとの指摘がありました。また、もう1グループ(CR-02)については、当初の計画から遅れているとの評価が下され、研究内容の見直しと、それを遂行するための実験(調査)方法の確立を早急に図るようにという指摘がありました。