第2回配達セミナーを開催

2017年6月29日

2017年6月29日、ネピドー中央郵便局において配達セミナーを開催しました。このセミナーは、2017年5月にヤンゴン中央郵便局で開催したものに続いて、2回目となりました。
第2回配達セミナーには、ネピドー中央郵便局とネピドー市内の7の郵便局から、局長と配達員の合計26名が参加しました。

1.セミナー目的

日本郵便における毎日の配達業務や接客・マナーを知ることで、ミャンマーの郵便配達員の日々の意識改善・業務改善を促すことです。そのために、配達業務において大切なポイントについて、日本郵便の事例を紹介しつつ、JICA専門家が講義を実施しました。

2.セミナーの模様

はじめは緊張気味だった研修生も、日本郵便オリジナルの郵便体操(注)を行ったり、良い笑顔の作り方を実践したりするうちに徐々に打ち解けた雰囲気に。

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郵便体操で体をほぐします

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ペアを組んで良い笑顔の作り方を実践

最終的には、「代金引換郵便物を配達しようしたけど、お客さまがお金の用意をしていなくて配達できないことが多い!日本郵便ではこういう時どうしてるの?」など、研修生から多くの質問が出ました。

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集配業務に関して、たくさんの質問が出ました

3.アンケート結果

セミナー後のアンケートによって、毎日のミーティングや接遇訓練の必要性を感じた研修生が多かったことがわかりました。とくにミーティングは、「明日から自分の局でも導入したい」という声が多く聞かれました。

【画像】「ミャンマー郵便で取り入れるべきだと思う作業は何ですか」という問いに対する答え

4.今後の展開

今後はマンダレーでも同様のセミナーを実施し、配達員の意識改善と業務改善につなげていくとともに、アンケート結果に基づき接遇訓練に特化したセミナーの開催も検討していきます!

(注)体をほぐし業務中の怪我を防止するための体操。日本郵便の配達員は毎朝行っています。