音楽著作権についての普及啓発セミナー ヤンゴンで開催

2018年9月14日

ミャンマーでは音楽産業が盛んになってきていますが、100年以上前に制定されたまま改正されていない現在の著作権法では、楽曲等の著作物が適切に保護されていない状況が散見されています。新しい著作権法をはじめとした知的財産法は現在国会審議中でありますが、その制定後には、作品の著作権の適切な保護管理を行うための著作権集中管理団体(CMO)が設立されることにより、さらなる文化の発展が期待されるところです。

これを踏まえて、国際協力機構(JICA)は、8月23日と24日の2日間にわたり、著作権普及啓発セミナーを文化庁、ミャンマー教育省との共催で、メリアヤンゴンホテルにて開催しました。
日本側からは、文化庁、日本の代表的なCMOである日本音楽著作権協会(JASRAC)、世界123カ国の著作権団体を構成員とする非営利の国際組織である著作権協会国際連合(CISAC)から、著作権の集中管理の意義・概要、CMOの実務について説明がされました。
一方、ミャンマー側からは、教育省や作曲家協会から著作権法をはじめとした知的財産法の現状や、音楽業界における楽曲使用料の徴収状況や音楽著作権侵害について説明がされました。
また、日本側とミャンマー側とでパネルディスカッションを行い、著作権保護やCMO設立をテーマに、各パネリストが意見を交わしました。

当地の音楽団体、政府・法曹関係者、日系企業等から2日間で計240名程度が出席し、新しい著作権法成立に向けて高い関心が寄せられるとともに、音楽著作権の侵害などについて活発な議論が行われました。

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セミナー全景

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パネルディスカッション(写真左:JICA専門家)

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文化庁白鳥氏による御講演

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JASRAC渡辺氏による御講演