ミャンマーにおけるエイズ、結核、マラリア対策は、『国家保健計画2006-2011』で最優先課題とされています。国内のHIV/AIDS感染者は33万人、有病率は1.3%と推定されており、マラリアと結核に関してもミャンマーの10大死因の一位と二位を占め、緊急に対策を講じる必要があります。
HIV/エイズの活動では、主に血液の安全性に注目し、血液検査・取扱者への技術指導や、献血者などへの啓発活動を行っています。具体的には、『献血者登録システム』を開発し、国内の主要な病院に導入しました。これにより、HIV/エイズの血液が献血を通して感染が広がるリスクの削減に貢献しています。また、2010…