第二回JCCの開催について

2017年4月20日

2017年4月20日に、ネパールの中央および地方の協力機関関係者と共に、プロジェクトの進捗状況、成果を確認するため、第二回目のJCC(JCC:Joint Coordination Committee)会議を開催しました。

同会合には、ネパール復興庁次官のサンジャ・シャルマ氏を議長として招き、協力機関である連邦・地方開発省、都市開発省、内務省、上下水道省、保健省、カトマンズ盆地開発公社、ラリットプール市、シンドパルチョーク郡DCC、ゴルカ郡DCC、農業開発事務所の職員が参加しました。日本側からは、JICA本部、JICAネパール事務所、JICA調査団の関係者が参加しました。

今回のJCCでは、シンドパルチョーク郡及びゴルカ郡の復興計画、カトマンズ盆地強靭化計画(KVRP)策定支援が節目を迎えました。ネパール関係者から、今後これらの計画の活用をする意向が発信されました。KVRPは今後のカトマンズ盆地の開発と災害リスク低減の指針となります。会合の最後に、議長である復興庁次官から、「長年の日本の技術協力には感謝している。過去の技術協力の報告書は、今でも活用しています。本プロジェクトの成果も、我々で確実に活用していきたい。」との発言がありました。

ネパール地震復旧・復興プロジェクトは今後、優先緊急復旧事業(QIPs)を中心として2018年9月まで支援を継続していく予定です。

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第二回JCCの様子

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Minutes of Meeting署名の様子

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参加者の集合写真