ベースライン調査、第一段階開始

プロジェクトは、チョンタレスおよびセラヤ・セントラル保健管区内の母子保健状況を把握するため、ベースライン調査に取り組んでいる。調査は2段階に分け実施する。
第一段階では、中央・保健管区・支所・保健セクターとレベル別において、保健省職員による調査を実施し、社会基礎データと母子保健データを収集する。単にデータを集めるだけではなく、各レベルにおけるデータの管理、活用状況を確認することを目的としている。特に母子保健データについては、単にデータを収集することを目的としていることが散見され、データ収集後の分析やフィードバックが疎かにされている場合がある。
8月13日に両保健管区で個別に開催された保健技術委員会において、入力方法を説明した上で調査様式（デジタル様式および書き込み様式）を関係者に配布した。保健技術委員会は、保健管区の幹部職員と各支所長が参加し、毎月2回開催されている。第一段階の調査データを基に、プロジェクトではパイロット地区の候補地を選定する。