プロジェクト半期評価会とワークショップ開催

2015年10月30日

保健省本省、チョンタレス保健管区、セラヤ・セントラル保健管区、対象14市のプロジェクト実施者が集まり、ベースライン調査をはじめとしたプロジェクト活動の実施状況を評価し、課題と解決方針について意見交換を行いました。中心課題として挙がったのは、各レベル間で相違が生じている保健データの管理およびその活用不足です。半期評価会に合わせて、妊産婦管理台帳(産前産後の母親の情報管理ツール)の活用改善のほか、第一次、第二次保健医療レベル間での患者の動きをフォローするレファーラル・カウンターレファーラルの機能改善を目的としたワークショップを実施し、グループワークで実態分析と実践的な活動方針を定めた業務フローチャートを作成しました。
上記3つの課題、保健データの管理改善と活用、妊産婦管理台帳を効果的に用いた状況の分析、フローチャートに即したレファーラル・カウンターレファーラルの実施について、向こう3カ月間の活動計画が立案されました。今後、保健管区事務所およびプロジェクトは、その計画に沿ってモニタリングおよび必要に応じた指導を行います。

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半期評価会

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ワークショップにおけるグループワーク

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レファーラル・カウンターレファーラルの実践的な業務フローチャート作り