KIZUNAプロジェクト「地震学ディプロマ」コースに参加しました。

2017年8月18日

中米津波警報センター(以下、CATAC)の機能強化のためにはCATACの役割を担うニカラグア国土調査院(以下、INETER)の地震・津波観測センターの24時間監視体制の強化と当番職員の能力向上が必要です。

CATACプロジェクトでは専門家派遣によるニカラグア国内での技術指導や日本にカウンターパートを派遣して実施する、研修をとおした能力向上を進めています。また、他のJICA事業との連携による第三国研修も積極的に活用しています。

チリで実施されている中南米防災人材育成拠点化支援プロジェクト(以下、KIZUNAプロジェクト)の「地震学ディプロマ」コースに2017年6月5日から7月28日までINETERの地震・津波観測担当のサンチェス職員が参加しました。本研修は前半の4週間でオンラインによる講義を受講し、後半4週間のチリ国内における技術研修を組み合わせ構成されており、中南米13カ国から計24名が参加しました。

中米からは計8名が参加し、CATACプロジェクトの関連機関であるグアテマラ国家地震火山気象水文庁(INSIVUMEH)、エルサルバドル環境・天然資源省環境監視総局(MARN-DGOA)、コスタリカ大学全国地震ネットワーク(RSN)、パナマ大学地球科学研究所(IGC-UPA)からもそれぞれ参加がありました。

地震発生時には迅速に地震の解析を行うと同時に津波発生の有無の判断と津波の量的予測を行う必要があります。サンチェス職員は研修で学んだ知識と経験を活かして、「1.地震の震源決定精度の改善」、「2.マグニチュード4以上の地震の発震機構決定」を目的としたアクションプラン作成しました。サンチェス職員が本研修で学んだ内容はINETERにおいて報告・共有がなされプロジェクトの活動として取り組まれていきます。観測当番にあたる職員全員が地震発生時に迅速に適切な対応を行なえるようになるために様々なアプローチで能力向上を進めていきます。

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チリ海軍 水路・海洋部(SHOA)見学

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地震観測ステーション見学(バルパライソ)

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アクションプラン発表会(チリ大学)サンチェス職員

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研修成果報告会(INETER)サンチェス職員