プロジェクトがニカラグア主要紙のコラムで紹介されました

2007年1月2日

写真ニカラグアの2大主要新聞の一つ、ラ・プレンサ紙12月26日付11面のコラムで、算数指導力向上プロジェクトが紹介されました。
これは、教育省のオルテンシア・リバス事務次官の投稿によるもので、前半が日本とニカラグアの友好70周年ではじまり、そのイベントのひとつであった米百俵の紹介から、日本の援助、そして算数指導力向上プロジェクトの話へと続きます。
この記事のように、ニカラグアでは算数指導力向上プロジェクトは好意を持って迎えられています。

その要訳を以下の通り、掲載します。

「米百俵」 
オルテンシア・リバス

2005年に日本とニカラグア友好70周年を迎えました。
そのイベントの一つが舞台劇「米百俵」でした。
これは日本の19世紀に長岡という場所で起こった物語で、米を配布する代わりに教育に投資したという内容です。

当初、市民はこの決定に怒りましたが、当時の指導者は、将来のためには教育が重要であると説得し、米を売却し、その資金で学校を建設しました。その結果、後に当地からは才能のある人材が多く輩出されていったのです。

このメッセージは、教育は一国の将来にとって如何に重要かを物語っています。もし日本が、教育に重要性をとっていなかったら、現在のようなポテンシャルを持った国家ではなかったでしょう。

日本政府と国民は、強い連帯意識を持っています。
自身が貧困から脱出して満足なだけでなく、ニカラグアのような貧困国への援助もしているのです。学校建設では今日まで208校の小学校と素晴らしい教具が、マサヤ、カラッソ、マナグア、レオン、チナンデガ、リバス、ボアコ、チョンターレスの各県に設置されています。
また、日本は教育の質向上にも支援をしています。
2005年3月にはホンジュラスで教育の質向上のためのワークショップが開催され、その直後にコア・グループが結成され(プロジェクトを推進するためのニカラグア教育省の技官で構成されるコア・グループ:訳者注)、算数指導力向上プロジェクトが開始されました(正式なプロジェクト開始は2006年4月:訳者注)。

加えて、教育アドバイザーとして日本人専門家を迎えました。彼らによって小学校算数の教科書が作成され、教員達がこれまで以上に算数の指導力を獲得するために教員達に支援がなされており、これらの教材、指導法が好意を持って教員、児童に受け入れられています。
これらによって徐々に算数の学力が向上していくことでしょう。

日本は教育援助だけではありません。道路・橋梁建設、環境問題にも支援がなされています。
教育者の私としては、教育への支援に大きな感謝の意を表したいと思います。
これら日本の支援や「米百俵」の経験など、全てを利用して、貧困や、後進から抜け出しましょう。

親愛なる日本の皆さん、あなた方の寛大な支援と成功例をありがとうございます。

記事の原文(PDF:246KB)