PROMETAM専門家による4年生教科書作成指導とチナンデガ訪問

2007年3月26日

写真右写真左3月19日から22日までPROMETAMの阿部しおり専門家とホンジュラス教育省カウンターパートのドナルド・カルカモ先生、そしてJICAホンジュラス事務所から中瀬亮輔職員が来訪して下さいました。
阿部専門家とドナルド先生がニカラグア人カウンターパート達によってこれまで作成された4年生用教員用指導書、教科書の各単元(三角形、四角形、小数等)に対するアドバイスをしていただきました。表記方法に統一がなされていない部分がまだまだ散見されるなどのアドバイスはいただきましたが、研修実施や単元作成日程がハードになっている中で、作成スケジュールを計画通りに行っているニカラグア人CP(カウンターパート)達の勢力的な活動には阿部専門家からも賞賛の言葉を頂きました。

写真左:ノートを取る児童(ヘスス・デ・ナサレ小学校)
写真右:授業風景(ペドロ・ホアキン・チャモロ小学校)

また21日には中瀬職員とドナルド先生がチナンデガの教員養成校と教育実習協力校2校を訪問しました(PROMECEM専門家も同行)。
養成校のフアンカルロス先生の数学講義を観察し、フアンカルロス先生の講義レベルの高さに感心されていました。
その後訪問した教育実習協力校の一つであるヘスス・デ・ナサレ小学校では3年生の算数授業を参観しました。3年生の児童は過去にPROMECEM教材を使った授業を受けていないのですが、担任の先生と訪問巡回指導にあたっている養成校算数教員フレディ先生との連携した活動で、そういったハンディが見られないくらいの良い授業であったと思います。同学校は貧困地域にあり、児童達に満足に教材が購入できない父兄が多い中、先生が重要性を唱えて父兄を説得したとのことで、今回参観したクラスでは多くの児童が算数のノートを持ち、また研修でアドバイスされたノート使用法の実践(推奨される練習問題の写し方などのノートの使い方やノートへのページ付など)を実践してくださっていました。
その後に訪問したペドロ・ホアキン・チャモロ小学校も貧困地域にありますが、実習校13校の中でも最も厳しい環境にある学校のひとつです。学校施設も簡素で、児童の家庭環境も劣悪です。まだまだ授業は改善する点がありますが、新しい教材を大切に使用している校長先生以下学校関係者の取り組みと、教材を有効に使おうとする先生達の熱意が十分に伝わる授業を見学することが出来ました。(了)