コミュニティにおける小児疾病管理活動 振り返りワークショップ

2016年7月20日

プロジェクトでは、子どもの栄養改善、病気の予防や処置の向上を通して子どもの健康改善にも力を入れています。その手段として、コミュニティから選出された保健ボランティアを活用して、家庭でできる基本的な子どもの疾病管理方法について母親を対象に教育を行っています。

当活動の進捗状況確認と問題解決を主な目的として、7月20日に第一回目の月例ワークショップ開催を支援しました。地域保健担当官が冒頭の挨拶で、保健ボランティアの活動のおかげで、最寄りのプライマリ・ヘルス・センター(PHC)を初めて利用する住民が増えている、と保健ボランティアの活躍に対し賞賛の言葉を送っていました。

このワークショップは保健ボランティアが自分たちの知識や技術を再確認する良い機会にもなっています。コミュニティで行っている保健教育をワークショップで実演し、他の参加者からフィードバックをもらうことで、知識の定着のみならず、情報伝達技術の向上にもつながっています。

プロジェクトはこのワークショップ開催を引続き支援し、コミュニティでの活動の維持、活性化を図っていきたいと考えています。

【画像】

保健ボランティアによる保健教育実演の様子