伝統的助産介助者からの収集データ確認会議(第2回)を実施

2018年8月6日

2018年8月3日、6日

プロジェクトは、2018年1月より伝統的助産介助者(以下TBA)からの報告及び患者紹介に関連したデータ収集システムの構築に取り組んできましたが、1か月の施行期間を経て7月初旬に同データ収集システムの最終案が完成しました(注)。

2回目となる今回のデータ確認会議では、ラゴス州プライマリー・ヘルス・ケア庁の地域保健担当官、モニタリング評価部長、ラゴス州伝統医学庁及び地方行政区のモニタリング・評価担当官等とともに6月から7月の2か月間にTBAが収集したデータを確認しました。

毎月の利用者数や出産数、母子の公的医療施設への紹介件数等を、TBAが監督者である保健施設の地域保健担当官と地域保健普及員に報告し、地域保健担当官が既定の報告フォーマットに記入の上、プライマリー・ヘルス・ケア庁に提出する仕組みになっています。前回同様、TBA及び地域保健担当官の双方のデータが正確に記入されているかどうかを確認する作業を行いました。それを基に収集されたデータの問題点を出し合い、次回のデータ収集で改善すべき点について提案が出されました。

10月初旬にプロジェクトが実施する最後のデータ確認会議を開催予定ですが、次回の確認会議では、データの提出率やデータの正確さに改善がみられることを期待しています。プロジェクトが終了した後も継続してTBAからのデータが毎月提出されるよう、TBAと関係機関の協力関係の連携強化に努めます。

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データを確認する行政区関係者とTBA(エティオサ行政区)

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地域保健普及員からのデータを確認するプライマリー・ヘルス・ケア庁モニタリング評価部長

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データ提出の重要性について話し協力を促すプライマリ・ヘルス・ケア庁の地域保健担当官