第2回地区保健委員会のアクションプラン実施を支援

2018年9月30日

第2回WHCアクションプラン発表会(注)で選ばれた計13区のアクションプランを実施しました。

第1回同様、プロジェクトがアクションプランを実施するための調達方針を定め、その方針に沿って、各区が自分たちで調達を実施しました。アクションプラン発表会で1位を収めたオットーWHCは、オットープライマリーヘルスセンターに、自家発電機を設置するとともに、ヘルスセンターで使用する患者予約カードとカルテ500部を印刷しました。第2位のサラミ・バイェウミWHCはイワヤプライマリーヘルスセンターに産褥期リネン用の洗濯機を設置しました。第3位のオインボWHCは、シンプソンプライマリーヘルスセンターの待合室用の椅子を購入しました。プロジェクトは地方行政区(LGA)保健チームとともに、プロポーザルの作成指導、調達の監督などを行いましたが、前回の経験から、LGA保健チームが主体的に各WHCの調達実施をサポートする姿が見られ、前回よりスムーズにアクションプランが実施されました。

また、今回のアクションプラン実施までの過程で、WHCがコミュニティーからの意見の吸い上げ、問題分析、問題解決手段についての話し合い、アクションプラン作成およびアドボカシー活動を行いましたが、これらの活動はすべてを自分たちで実施することができました。WHCが、プロジェクト終了後もLGAチームと協力してながら地域保健活動の中心的な役割を果たすことができることを証明してくれました。

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オットーヘルスセンターに自家発電機を設置したオットーWHCのメンバー

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イワヤプライマリーヘルスセンターに洗濯機を設置したサラミ・バイェウミWHCのメンバー

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シンプソンプライマリーヘルスセンター用に椅子を購入したオインボWHCのメンバーとLGAヘルスチーム