予約確認と未再来者追跡自動システム(Appointment Reminder and Defaulter Tracing:AR&DT)再構築のためのオリエンテーション

2018年11月14日

2018年11月13日、14日

2018年2月1日に本システムのオペレーション強化のための再研修を実施しましたが、各保健施設レベルでのマニュアル作業の負担が大きかったため、オペレーションが手順通りに進まず、期待されたデータが集積しない等の課題に対応するため、7月にシステムを再構築するという重大な決定をしました。そこで、新システム導入に先立って11月13日、14日の2日間をかけて100か所の保健施設における保健サービス記録の担当者、および各行政地区の医務官を集め、オリエンテーションを実施しました。冒頭には、州プライマリーヘルスケア庁事務次官が、当取り組みの重要性を強調し、各保健施設の担当者と各行政地区医務官を鼓舞しました。オリエンテーションでは、再構築の必要性をこれまでの蓄積データを使って説明したうえで、旧システムと新システムの違いを説明しました。そして、新システムを現場でどのように運営していけるかを各行政地区ごとに議論し発表しました。新システムは、まずは一部の保健システムで導入し、オペレーション上の問題やプログラム上の不具合などを修正したうえで、拡大していく予定です。このため、プロジェクトの期間が2019年3月まで再度延長されることとなりました。

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新システムを現場でどのように運営していけるかを議論するグループ

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グループワークの結果を発表する参加者

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各グループの発表にフィードバックする州保健省職員