第2回プロジェクトニュース

2014年4月15日

JICA他プロジェクトとの連携・協力

プロジェクト開始後6カ月が経過しました。いよいよ今週から各教員養成校の講師や各学校を管轄しているスーパーバイザー(教育視学官)向けの研修を開始するところです。関係者が親しみやすいようにプロジェクトの略称やロゴもカウンターパート達との話し合いを経て決まり、プロジェクトのパンフレットも作成しました。

プロジェクトでは、地域の特徴を活かした教育内容を推進することも目的の一つとなっており、学校関係者の人材育成を図っています。例えば、日本の小学校ではおなじみの施設見学や校外学習あるいは地域の方々を学校に招き、話をしてもらったり、校内で地域の花や作物などを栽培したりしながら、自分達の住んでいる地域を知り、地域に根差した学校作りを進めています。こうした活動は理科や社会、算数や国語などの学習にも役立てることができ、体験を通じて様々なことを学ぶことができます。
こうした地域教育コンテンツ作りについて、プロジェクトチーム内の理解を深めるため、3月4日JICAプロジェクト「イグアス湖流域総合管理体制強化プロジェクト」から専門家やカウンターパートら関係者4名をお招きして、地域おこしの事例を紹介していただきました。こちらの学校運営管理ユニット(UGE)からは総勢9名が参加し、イグアス湖での自然環境保全の状況や他の国の地域おこしの事例に耳を傾けました。初めは、環境保全や地域おこし農村開発の分野と我々の進める学校教育がなかなか結び付かない様子でしたが、地域の活動例など写真を見ながら地域おこし指導の経験者の説明を聞くにしたがって、だんだん興味が増していき、質問が相次ぐようになりました。またカウンターパートの一人からは先住民の生活や文化についても地域に根差した教育活動として取り入れたいなど、建設的な意見も出されました。地域に根差した教育活動として、実際に学校でどのような活動を進めていけば良いのか、何のために地域教育コンテンツ開発を行うかなど、少しずつイメージができてきたようです。

学校教育のなかで、その地域の強みや地域で行われている活動に目を向けることが、地域に根差した教育活動の第一歩。子供のころから地域に目を向けてもらうことで、農村の環境保全についても地域住民の理解を得ることにも役立ちます。二つのプロジェクトの対象地域が重なっていることもあり、今後はセミナーへの参加や講師の招聘などを通じて、地域教育コンテンツの面で一層の協力を進めていく予定です。

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プロジェクト・パンフレット

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JICAイグアス・プロジェクトの方たちと一緒に

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JICAイグアスプロジェクトチームのプレゼンの様子