JICA本部にて「ゴマプラットフォーム会議」開催、パラグアイから代表団を派遣

2018年12月5日

2018年11月27日、JICA本部にて「ゴマプラットフォーム会議」が開催され、政府関係者、ゴマを扱うメーカーや輸入商社、大学関係者など約60名が出席しました。同会議においては、JICAがパラグアイ、ブルキナファソ、ミャンマーで実施しているゴマ支援プロジェクトの代表者により、各々のプロジェクト進捗状況や課題等について発表が行われるとともに、全国胡麻加工組合の代表者が、日本におけるゴマの輸入の現状及び課題、そして政府開発援助(ODA)に対する期待について発表を行いました。

パラグアイからは、本プロジェクトの滝本リーダー、国立植物・種子品質・検疫機構(SENAVE)品質・食品安全・有機農業局(DICAO)グリシウク局長及びパラグアイゴマ輸出協会バリノッティ会長が日本に出張し、本会議に出席しました。残留農薬問題等で日本へのゴマ輸出量が急減しているパラグアイにとって、安全性問題への取り組みの進捗状況について情報発信する貴重な機会となりました。

また、本代表団は今回の訪日機会を生かし、農林水産省、厚生労働省等の関係省庁、在京パラグアイ大使館並びにプロジェクトへの協力機関との意見交換も行いました。

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ゴマプラットフォーム会議で発表を行う滝本リーダー。

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在京パラグアイ大使館表敬。

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プロジェクト協力機関の一つ日本食品分析センター 多摩研究所表敬・視察。