プロジェクトニュース 18:コルディジェラ県で学校間訪問が実施されました

2008年10月2日

写真同県の第3行政区スーパーバイザーのSr. Juan Peralta Martinezが担当する10校が、Caacupe、Atyra、San Bernardino地区にある4校を相互訪問したものです。この行政区では以前にも学校間訪問を実施しており、まだ訪問していない学校については次の相互訪問を計画するとのことです。
当日は爽やかな快晴の中、スーパーバイザー、テクニコ、学校長、副校長等二十数名が予定の4校を順次訪問しました。受入れ校側は、生徒、先生、保護者が我々訪問者を出迎え、生徒が中心となった熱意のこもった出迎えをしてくれました。各学校では校長研修の成果の説明や学校内施設の案内があり、授業の視察をして回りました。また学校管理チーム(EGE)代表や保護者会(ACES)の代表者から、学校運営管理に関する活動の説明や質疑の交換がありました。

写真:学校の春の日(9月21日がパラグアイの祭日)の会に参加しました

写真各校とも校長研修で提案のあった活動を展開し、特に参加型でのEGEの活動やACESの積極的な参加が得られている現状の紹介があり、具体的なプロジェクトの成果が上がっている現状を見ることができました。学校レベルで、校長・副校長はもとより教員や生徒会役員、保護者会役員が、校長研修で指導された学校運営管理について非常によく理解しており、校内のいろいろな活動を自主的かつ積極的に展開していることが実感できました。

写真:EGE代表(先生、保護者、生徒)

写真今回の学校間交流に周辺校校長達も参加した学校では、研修を受けた中央校の校長を中心に周辺校への指導も開始され、現在は問題分析を進めている段階だが来年までにはPEIが作成できるとのことです。中央校の校長が積極的に周辺校に出向き、周辺校からも中央校に集まって意見交換する体制ができ、今後もグループとしての活動継続が期待されます。
学校活動における予算確保の重要性は十分認識されており、ACESが資金の調達に積極的に協力する姿勢を明確にしています。ACESの役員会は必要に応じて、場合によっては毎週開催することがあるとの紹介もあり、EGEの会合も問題に対して迅速に対応するため必要に応じて何回も実施しているとのことです。

写真:中央校と周辺校のグループ図

写真参加した校長達からは、こうした活動の重要性については十分認識できているので今後も継続してゆく意思が示されましたが、同時にACESを通じた資金調達の限界や十分な資金確保が難しい現状から、MECや自治体、企業からの資金支援が必要であるとの切実な発言もありました。
本プロジェクトの校長研修を通じて、こうした新たな認識の形成や活動が展開されつつあることは力強く感じる限りですが、プロジェクト終了後もMECを始めとして県や学校が自立した活動を継続してゆくことが重要です。そうした環境が維持・継続され、さらに発展することを願って止みません。

写真:全校生徒の出迎えを受けました