Ucayali州政府との面談

2019年6月3日

対象地の1つであるUcayali州は、広大なアマゾン低地林を有する重要な地域で、州関係者に様々な技術移転を実施してきました。昨年、Ucayali州でプロジェクトの再出発を期す再キックオフ会議を行いましたが、地方総選挙の結果、2019年1月に州政府の政権が交代し、技術者レベルの職員も含めほぼ総入れ替えとなりました。

人事刷新がひと段落した2019年5月24日に、新しい州政府幹部と職員にプロジェクトの説明を行い、今後の進め方を協議するためカウンターパートの1つであるSERFORの出先事務所員らとともにUcayali州政府を訪問し、州環境局長、土地管理部部長、森林部技術者らと面談しました。

面談の結果、州政府との協力関係を継続することが確認され、森林減少早期警報システムの利活用と浸水林マッピングに関する活動の推進することに合意しました。具体的には、現場実習も含めた浸水林マッピングに関する研修を2019年8月ごろに開催することになりました。また、州政府らが取組む他の活動へプロジェクト活動の成果を活かす方法が議論されました。州関係者に対して改めて技術移転を継続していきます。

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面談の様子

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面談の様子