秘国には53%貧困層(内24%極貧)が存在。この5年間でGDPは25%以上伸びたが、貧困率は2%の改善に留まっている。貧困問題はアンデス山岳地域の8州 (Cusco, Puno, Amazonas, Cajamarca, Huanuco, Ayacucho, Huancavelica, Apurimac/8百万人)に集中し、74%が貧困、内41%が極貧。子供の慢性栄養不良が42%、妊娠可能期女性の45%が貧血症といった状況は、自ずと、学習能力の低さにつながり、非熟練労働、低賃金・不安定収入という悪循環と貧しい生活から脱け出すことができない。
住民の約80%が農牧業に従事し、大半は…