「バード・ウォッチング・プロジェクト」の覚書(MoU)が締結されました。

2016年2月19日

2016年2月19日(金)、ポートモレスビー市内のラマナホテルにて、「バード・ウォッチング・プロジェクト」に関する覚書(MoU)の署名式が開催されました。本MoUは、CEPA総裁兼プロジェクト・ディレクターのGunther Joku氏、観光振興公社(PNGTPA)最高執行官代理のEric Mossman氏、Pacific Adventist大学(PAU)副総長のBen Thomas氏、更にコイアリ市(LLG)市長のDavid Ogi氏により署名され、立会人として本プロジェクトの浅野剛史チーフアドバイザーが署名しました。
バード・ウォッチング・プロジェクトは、セントラル州のコイアリ・ヒリ地区を対象として、自然保全に関するイニシアティブと持続的な生計向上を促進することを目的としており、CEPA-JICAプロジェクトの呼びかけで、CEPA、PNGTPA、PAU、Koiari市政府が共同で実施するものです。コイアリ・ヒリ地区に位置するバリラタ国立公園、PAUキャンパス、シリヌム・ラロキ集水域において、少なくとも6つのバード・ウォッチング・サイトが開発される予定です。これらのサイトはポートモレスビー市民や旅行者にとって、多種多様な鳥類を観察できる貴重な場となり、また都会の喧騒から離れて豊かな自然と景色を楽しむ憩いの場となることが期待されます。
本MoUの目的は、署名する各団体が積極的に情報交換を行い、協力関係を維持することにより、対象地域におけるバード・ウォッチング及びエコツーリズムの活動を促進・発展させることです。本MoUにより関係者間で協働するための共通認識が形成され、特に調査、研修、能力開発等の活動を通じて具体的な成果が得られることが期待されます。

【画像】

【画像】

【画像】