本邦研修の実施

2017年3月23日

2016年11月5日から11月19日にかけて本邦研修「陸域保護区及びユネスコエコパークに係る研修」を実施し、環境保護・保全公社(CEPA)の職員3名とセントラル州政府の職員1名が参加しました。本研修では主に石川県(白山市)と宮崎県(宮崎市、綾町)を訪問し、省庁・地方自治体、大学機関やNGOの方々から講義いただき、日本の保護区管理の現状やユネスコエパークの在り方について理解を深めました。

研修員からは特に有益であったトピックとして保護区管理のための予算獲得や資金援助に係る内容や国立公園やユネスコエコパークにおけるゾーニングに関する講義が挙がりました。また、今回の研修で得られた知見や技術を、パプアニューギニア国の現状に適した形で活用するための検討を進めていく意思を示しました。特にセントラル州の職員は綾町の地域振興の取り組み方に強い興味を示すとともにバリラタ国立公園のユネスコエコパークの登録についても意欲を示しました。

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中宮展示館の見学(石川県白山市)

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綾手づくりほんものセンターの見学(宮崎県綾町)