第3回合同調整委員会(JCC)を開催いたしました

2017年11月29日

2017年11月29日、PNG国の首都ポートモレスビー市のホリデイ・インにおいて第3回JCCを開催しました。JCC議長は、グンタ・ジョク環境保護・保全公社(CEPA)総裁に代わり、プロジェクト・マネージャーであるクマラス・カリムCEPA持続的環境プログラム局長が務め、共同議長はJICAの遠山峰司PNG事務所長が務めました。セントラル州政府、ヒリ市政府、コイアリ市政府からは代表者がメンバーとして参加しました。また、ココダ・イニシアティブとインド-パシフィック・コンザベーション・アライアンスの代表がオブザーバーとして参加しました。

本会合では、JICA専門家チームから2016年~2017年におけるプロジェクト活動、および2017年~2020年の活動予定について発表を行いました。関連する議題として、新しいインフォメーションセンター施設に加えてバリラタ国立公園の管理フレームワーク、リバイバルステージにおけるバリラタ国立公園の施設設置状況についての報告を行い、続いて、インド-パシフィック・コンザベーション・アライアンスのアレン・アリソン博士から、プロジェクトの一環でバリラタ国立公園にて実施中の生物多様性調査の進捗について報告が行われました。

さらにJICA本部の重藤有史氏から発表があり、プロジェクト活動に関するいくつかの助言が示された後、プロジェクトの成果は総じて目覚ましいとのコメントがありました。

最後に、議長からは、CEPA、JICA、コイアリ市政府、ヒリ市政府、セントラル州政府、他パートナーが共に連携していくことへの期待が述べられました。

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JICA専門家浅野氏によるVNP管理フレームワークについてのプレゼンテーション