3訓練センターで技能訓練を開始(2011年4月)

2011年6月1日

【写真】

訓練希望者の障害の度合いを確認する、ルワンダ動員解除及び社会復帰委員会(RDRC)医師

本プロジェクトは今年3月11日に開始したところですが、先行プロジェクト(障害を持つ除隊兵士の社会復帰のための技能訓練プロジェクト)によりバリアフリー工事が完成し、障害者の訓練受け入れ体制が整っている3技術訓練センター(ニャンザ、ルバブイエ、キバリ)において、4月25日から技能訓練が開始されました。これに先立ち、プロジェクト関係機関は、各訓練センターや地方自治体職員と共同で選考委員会を結成し、応募者のスクリーニング(医師による障害度のチェック及び簡単な読み書き・計算能力テスト)を行った上で、合計260名の受講生を選出し、裁縫、料理、木工、溶接、電気工、水道工等の訓練コースがスタートしました。

先行プロジェクトでは、障害を持つ元戦闘員のみを対象としていましたが、今次プロジェクトは、引き続き、コンゴ民主共和国から帰還してきた元戦闘員の社会復帰がルワンダ政府の取り組みにより実施されていることから、これを支援するため、障害を持つ元戦闘員の社会復帰を促進しつつ、ルワンダ国政府や他ドナーからの支援が十分に届いていない一般障害者をも対象とすることにしており、選考の結果、260名の受講生のうち、元戦闘員150名、その他一般障害者が110名という配分になりました。各受講生はラジオのアナウンスメント等で情報を入手して来所したのですが、センターの中には、600名を越える訓練受講希望者が集まり、技能訓練に対する期待の高さが確認されると同時に、最もニーズの高い候補者選定及び効果的・効率的な選定の実施等についてプロジェクト関係者間で問題認識が共有されました。

本プロジェクトでは、コンゴ民主共和国に隣接し、同国からの帰還者が多く居住する西部県においても新たに技能訓練を実施し、1994年の大虐殺やその前後の武力紛争により障害を負った人々等に対して、技能訓練及び就労に関する支援を行う等、引き続き全国規模で協力を展開する計画をしています。