第2回ステアリング・コミッティーが開催されました。

2022年9月2日

プロジェクトのカウンターパート機関である水衛生公社(Water and Sanitation Corporation Ltd。以下、「WASAC」という。)のシニア・マネージメント層および、プロジェクトのカウンターパート(C/P)の皆さんが集まって、第2回ステアリング・コミッティー(SC)が9月2日に開催されました。前回、第1回SC(3月30日)はプロジェクトのキックオフという位置づけで開催されましたが、今回の第2回SCは、プロジェクト開始から約半年が経過し、プロジェクトの進捗状況を協議・共有する場として開催されました。

本プロジェクトは、JICAの協力により策定された「キガリ市上水道改善整備マスタープラン」(2021年)を実施していくための支援も目的の一つとして位置づけられています。そのために、WASACのみならず、ルワンダ国の関連省庁であるインフラ省(Ministry of Infrastructure)、財務・経済計画省(Ministry of Finance and Economic Planning)、ルワンダ公共事業規制庁(Rwanda Utilities Regulatory Authority)、ルワンダ水資源委員会(Rwanda Water Resource Board)の代表者により、プログラム支援委員会(Program Support Committee。以下、「PSC」という。)が設立されることになっており、今回の第2回SCには、これらPSCのメンバーも初めて参加することとなりました。今後プロジェクトの進捗状況等について、このPSCのメンバーとも情報を共有し、マスタープランの実施を推進していくこととなります。

SCにおいては、各成果(1~4)について、WASACのそれぞれの担当者から進捗状況が具体的に発表されました。これまでの進捗状況から、プロジェクトの目的や活動内容を規定したプロジェクト・デザイン・マトリックス(PDM)について、現時点で修正を加える必要がないことが確認されました。
また、本プロジェクトの成果1では今後WASACの5カ年戦略事業戦略を策定していくこととなりますが、計画の内容(目次)や、今後の策定スケジュール等も共有されました。

SCにはWASAC側から20人以上の参加があり、各成果の発表もすべてWASAC側により行われ、プロジェクトのWASACのオーナーシップの醸成も図られつつある状況であることを示すSCとなりました。

【画像】

第2回SCの全体風景

【画像】

Acting CEOによるコメントの様子

【画像】

WASAC C/Pによるプロジェクト進捗説明

【画像】

SCにおける参加者発言、議論の様子