新しいカウンターパートとUlawa島を訪問

2019年3月8日

2月初旬から新しいカウンターパート2名との活動が始まりました。Adrian Leamana保健推進局長と Ben Rickie国家保健環境構築調整官です。2人は保健推進局の職員で、以前からヘルシービレッジ推進プロジェクトに関与していたため、直ぐに政策や現場活動について議論を始めることができました。

2月下旬には、上記2名を含むプロジェクトチームがUlawa島を訪れ、保健所の看護師、プロジェクト対象村の健康推進員や住民から活動の進捗や現状について聞きました。各村では、現状を把握するための地図をつくり、村の基礎情報を確認しました。

また、プロジェクト対象の6村を3村ずつに分けて、2日にわたってワークショップを開きました。活動の経緯、現状、計画、知識、手法などについて協議しました。そこで、各村の健康推進員が地図を用いて、村の現状、変化、取り組み事例、課題などについて発表し、学びあいました。プロジェクトチームは、Healthy Villageの介入法、日本の生活改善の事例動画「Health by the People in Japan」などを紹介しました。また、参加者はBMI(Body Mass Index: 体重と身長の関係から算出される肥満度を表す体格指数)の測定、記録、指導の方法も実習しました。参加者からは、「自分たちの村の現状が把握できて、活動しやすくなった」「日本の生活改善事例が参考になった」などの声がありました。

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ワークショップにて健康推進員の心構えについての話合い

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看護師によるBMI計測の指導

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Aroaha村の発表

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村落開発手法を解説するBen Rickie国家保健環境構築調整官

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体重測定の演習

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Mwadjoa村での地図作成作業

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Mwaradja村で挨拶するAdrian Leamana保健推進局長