プロジェクト概要

プロジェクト名

(和)南部スーダン内水輸送運営管理能力強化プロジェクト
(英)The Project for Enhancement of Operation and Management of Inland Waterway in Southern Sudan

協力概要

南スーダンの内陸水運の拠点であるジュバ河川港において、港湾管理組織の地位・組織体制及び予算管理・執行制度の確立、港湾施設の維持管理、安全で効率的な荷役・港湾運営、港湾統計の作成等を通じてジュバ港の港湾管理能力の強化を図るとともに、ジュバ港以外の南スーダン主要港の職員に対しても研修を行うことで、ジュバ港で蓄積された知識及び経験を南スーダン各港間で共有することを目指す。

署名日(実施合意)

2010年12月1日

協力期間

2011年3月1日から2015年6月30日

協力相手先機関

南スーダン政府 運輸・道路橋梁省 内陸水運総局(MTRB)
中央エクアトリア州 インフラ省(CES MoPI)
ジュバ港管理組合(JRPA)

裨益対象者及び規模、等

直接裨益対象者
JRPA職員(約22名)及び他6商業河川港(マンガラ港、ボア港、シャンベ港、アドック港、マラカル港、レンク港)の港湾職員と港湾利用者
間接裨益対象者 スーダン国民全体

目標

上位目標

  1. 南スーダンにおいて内水輸送が円滑化され、輸送能力が拡大する。

プロジェクト目標

  1. ジュバ港の港湾管理能力の強化が継続される。
  2. ジュバ港で強化された港湾管理運営能力が南スーダン各港間で継続して共有される。

成果(アウトプット)

  1. JRPAの役割と責務が確立され、適切に機能する。
  2. JRPAの予算・決算制度が確立される。
  3. ジュバ港の施設が適切に維持管理される。
  4. ジュバ港において安全で効率的な荷役が行われる。
  5. ジュバ港の安全及び環境管理が適切に実施される。
  6. ジュバ港の港湾統計データが収集され、更新及び港湾管理に活用される。
  7. ジュバ港で蓄積された知識及び経験が南スーダン主要港職員間で共有される。

活動

1-1.
南スーダン主要港の現状を把握し、課題を分析する。
1-2.
GOSS、CES、JRPA、船会社間の責任および役割分担を明確化し、関係者間で認識共有する。
1-3.
GOSSが南スーダン各主要港間の機能分担案を起草する。
1-4.
GOSSが南スーダンにおけるJRPAを含む港湾管理組織に係る法体系案を起草する。
1-5.
JRPAが各部局の所掌業務を明確化する。
1-6.
JRPAが各部局の業務マニュアルを作成する。
1-7.
JRPAが業務マニュアルに基づきジュバ港を運営する。
2-1.
ジュバ港の現状の運営状況を把握し、改善策を提案する。
2-2.
JRPAの収支状況を把握・分析し、改善策を提案する。
2-3.
ジュバ港の施設及び機材の利用状況を把握し、改善策を提案する。
2-4.
JRPAが港湾会計システムの基礎を習得する。
2-5.
JRPAが提案された改善案を踏まえ、ジュバ港の港湾タリフ及び施設貸付規則を含む予算・決算制度案、会計システム案を起草する。
2-6.
JRPAが予算(収支)計画を作成、執行、管理し、会計システムを運用する。
3-1.
ジュバ港の施設・資機材の維持管理状況を把握し、課題を分析する。
3-2.
ジュバ港の施設台帳を整備、更新する。
3-3.
港湾施設・資機材の点検マニュアルを作成する。
3-4.
JRPAがジュバ港において点検マニュアル及び施設台帳を用いて、施設の点検・維持管理を実施する。
3-5.
JRPAがジュバ港において、点検マニュアルに基づきバースの水深を測定・記録する。
4-1.
ジュバ港における荷役作業の実態を把握し、課題を分析する。
4-2.
ジュバ港を対象とした荷役作業マニュアルを作成する。
4-3.
ジュバ港において荷役関係者に対して荷役技術指導を行う。
4-4.
JRPAがジュバ港の新設桟橋において作業マニュアルに基づいた荷役を行う。
4-5.
JRPAがジュバ港においてバース割り当てシステムを導入する。
4-6.
JRPAがジュバ港における荷役業者等に関する規則案を起草し、運用する。
5-1.
ジュバ港における港湾関連業務の現状を把握する。
5-2.
ジュバ港における港湾保安計画を作成し、訓練を実施する。
5-3.
ジュバ港における消火・消防計画を作成し、訓練を実施する。
5-4.
JRPAがジュバ港における港湾関連サービス供給者に対する規則案を起草し、運用する。
5-5.
ジュバ港における危機管理計画を作成し、油流出災害等を想定した訓練を行う。
6-1.
ジュバ港における統計データの収集状況を把握する。
6-2.
ジュバ港における統計データの収集様式及び調査手法を検討する。
6-3.
ジュバ港を対象に港湾統計データベースシステムを構築し、統計マニュアルを整備する。
6-4.
JRPAがジュバ港において港湾統計データの収集および分析を行い、港湾管理に活用する。
7-1.
ジュバ港以外の南スーダン主要港における港湾管理運営の現状を把握し、課題を分析する。
7-2.
ジュバ港以外の南スーダン主要港の職員に対しても研修及びセミナーを行う。