南部スーダンでは20年以上に亘る内戦が2005年に終了して以降、復興と開発に向けた事業がすすめられているが、内戦期間中に人材育成がほとんど行われ てこなかったこともあり、復興・開発事業に必要な技能をもった人材が極度に不足している。復興・開発事業をはじめ多くの民間セクターでは近隣国からの労働 者が多く就労している一方で、求められる技能を有しない南部スーダン人は就職の機会に恵まれない状況にある。
我が国は2006年9月より、南部スーダンの人々の復興事業への参画及び生活の安定に資する技能の獲得を目的とし、各種職業訓練プロバイダー(公的職業 訓練機関及びNGO等のノンフォーマルな職業訓練…