プロジェクト活動

活動の概要

本プロジェクトは、南部スーダンにおいて、復興事業や生計向上に必要な基礎的技能習得の体制が整備されることを目的としています。同目的を達成するために、(1)ジュバ職業訓練センター(Juba Multi-Service Training Center,以下ジュバMTC)の能力強化、(2)短期的な訓練ニーズに応じた基礎的技能訓練の実施および(3)技能・職業訓練情報センターの設立の3点をプロジェクトの柱としています。

  • コンポーネント1:ジュバ職業訓練センターの能力強化
  • コンポーネント2:基礎的技能訓練の実施
  • コンポーネント3:技能・職業訓練情報センターの設立

なお、本プロジェクトのフレームワークを図示したものがこちら(PDF/34KB)です。

コンポーネント1:ジュバ職業訓練センターの能力強化

ジュバMTCは、内戦の期間、訓練を休止していたため、指導員能力の低下や施設・機材の老朽化が著しくなっています。したがって、本プロジェクトを通じて、ジュバMTCの組織機能の建て直し、施設の改修および機材の整備、および訓練指導員の能力向上などを行い、ジュバMTCの職業訓練実施能力を再構築します。

また、ジュバMTCの能力強化には、JICAが協力している隣国ウガンダのナカワ職業訓練センターと連携して実施することとしています。ナカワ職業訓練センターの指導者をジュバに招いてジュバMTC指導員を指導したり、ジュバMTC指導員をナカワ職業訓練センターで研修することを通じて、カリキュラム開発や教材の作成、技術力の向上を計画しています。

※ ナカワ職業訓練センターについては、「ナカワ職業訓練センター」の説明をご覧ください。

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ジュバ職業訓練センター

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機械技術系 ワークショップ

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建築技術系 ワークショップ

主な活動

  1. ジュバMTCで実施する訓練ニーズが把握され、訓練計画が立案される。
  2. ジュバMTCの組織強化が行われる。
  3. ジュバMTCの指導員の指導力・技術力が向上する。
  4. 訓練実施に必要な施設・機材がジュバMTCに整備される。
  5. 訓練準備が整い、実施される。
  6. 基礎的技能訓練の指導員研修が準備され、実施される。
  7. ジュバMTCが自立発展性のある組織となる。

図
ジュバMTCにおける技術教育のターゲットに対する考え方

コンポーネント2: 基礎的技能訓練の実施

短期的な訓練ニーズに応じ、訓練実施経験のあるNGO等を活用してジュバMTC以外の場所で、基礎的技能訓練を行います。

主な活動

  1. 基礎的技能訓練のニーズが把握され、訓練計画が立案される。
  2. NGO等現地訓練プロバイダーにより、復興事業に必要な基礎的技能訓練が実施される。

コンポーネント3:技能・職業訓練情報センターの設立

本センターはa)ジュバMTCの訓練技術・ノウハウを他の訓練プロバイダーに提供、b)訓練内容や訓練生情報を求人先に提供、およびc)就職情報を訓練生に提供、などにより、これらステークホルダーとの協力関係を強化し、ジュバおよび南部スーダンにおける職業訓練に関する情報の共有ならびに訓練受講生の就業支援を行います。

主な活動

  1. センターの機能・制度設計が行われる。
  2. 設計に基づき、センターが設立される。
  3. 訓練および就業機会の情報ネットワークが構築される。
  4. 訓練修了生の自立のための体制が整えられる。

図
情報センターの基本概念図