農業省職員を対象とした研修活動が開始

2010年8月18日

スーダン統一政府農業省にて、職員の研修にかかわるワーキンググループが設立され、職員のキャパシティ・アセスメントが行われました。研修計画専門家のもと、2ヶ月にわたり、今回のアセスメント対象である、普及局、国際協力投資局、計画局、情報部、園芸調整部の職員の協力を得て、インタビューやワークショップが実施されました。アセスメント活動を通して挙げられた、個人や組織が抱える問題点、そして、優先される必要性をもとに、研修計画がつくられました。

8月には研修分野である、英語コース、そして、ITコースが始まり、各コース約40名、合計80名の職員が研修を受けています。9月には、60名を対象に、プロジェクトサイクルマネージメント(PCM)研修が始まります。又、10月にはシニアレベルを対象とした、リーダーシップ能力の強化を目的としたリーダーシップ研修を開催予定です。そして、来年1月には70名を対象とした、マネージメントスキルの向上を目指す研修を予定しています。

【写真】キャパシティ・アセスメントワークショップの模様。職員が自らの能力分析を実施

【写真】農業省職員を対象にした英語研修コース開会式の様子(左からプロジェクトチーフアドバイザー中垣専門家、農業省国際投資局長、英語研修機関代表、プロジェクトスタッフ)

【写真】英語研修コース開会式にて、受講生として選ばれた農業省職員たち