2010年8月18日
スーダンの首都ハルツームより陸路で8時間離れた東部に位置する、カッサラ州に、農業・園芸開発の専門家2名が入り、活動を開始しました。カッサラ州農業灌漑省職員によるワーキンググループの参加のもと、現況調査が実施されました。調査は、農業地帯を6地区に分け(ポンプ灌漑地区、洪水灌漑地区、重力灌漑地区、半機械化天水地区、伝統的天水地区、アグロフォレストリー地区)、合計135農家を対象に行われ、同時に、ローカリティのチーフや、普及員、水利組合長などの関係者に対し、聞取り調査が行われました。
又、農家の収益向上を目指し、簡易栽培試験を通して、園芸作物の栽培技術の改善を試みる取組みの準備も始まりました。
農家にてベースライン調査を行うカッサラ州農業灌漑省職員たち
ベースライン調査の質問表調査の様子
圃場視察の様子
ベースライン調査ワーキンググループの会議を行う三嶋専門家(左から一人目)
井上専門家(右から一人目)、簡易栽培試験担当の普及局職員と共に圃場を視察