2011年6月30日
プロジェクト1年次の研修を終え、2年次の活動計画策定のために職員のキャパシティ・アセスメントワークショップ行う石垣研修計画専門家と研修コンサルタントのハサン氏(2011年4月)
計画局にて能力分析結果のまとめを参加者と共に行う石垣研修計画専門家(2011年4月)
今年3月から4月にかけて実施したキャパシティ・アセスメント、そして1年次の研修活動の評価を踏まえて、2年次に取組む研修活動計画が策定されました。今年度の研修科目はフィージビリティスタディ、プロジェクト・サイクルマネージメント(PCM)計画立案、プロジェクト・サイクルマネージメント(PCM)モニタリング評価、ファシリテーター養成(PCM計画立案)、ファシリテーター養成(PCMモニタリング評価)、基礎マネージメント、中級マネージメント(交渉術)、中級マネージメント(コーディネーション術)、リーダーシップの全9科目です。
昨年度参加者に好評だったPCM計画立案研修には全3グループ、計123名の職員が参加予定です。5月に入り今年度第1弾目の研修には、28名が参加しました。6月には第2グループ32名の研修を実施。引き続き11月まで研修を継続します。多くの参加者にとってPCM研修の様な参加型の研修を受講できる機会はめずらしく、グループ演習を通じ、自発的に論理的に分析をしていくプロセスを楽しむ姿が見られます。
また、プロジェクト2年次はPCMモニタリング評価研修を新たに加えています。参加者はPCM計画立案研修に参加した職員計83名です。5日間の研修ではモニタリング評価の講習と演習を行います。その後、参加者が学んだ知識とスキルを実践的に活用するために、プロジェクトの対象州を訪問し、プロジェクトの成果を計るための指標を更新し、活動を評価を行うことが計画されています。
プロジェクトチームでは参加者が研修を通じて習得した、計画立案やモニタリング評価の手法を実際の職場で活かすためには、職場環境づくりが大変重要だと考えており、各部局の関係者の協力が欠かせないという提言をしています。
PCM計画立案研修の初日、研修生に対する期待を述べる中垣チーフアドバイザー(2011年6月)
熱気があふれるPCM計画立案研修参加者と講師ハサン氏ー(2011年6月)
熱気があふれるPCMモニタリング評価研修にてグループ発表を行う参加者と講師ハサン氏(2011年6月)